音楽を聴く集中力

いまだによくレコ-ドで音楽聞くんだけど。レコ-ドで聞く時って、ホント音楽だけ聞くんだよね。


CDだと何故かいつの間にネットしたりして集中してない事が多い。なんでかなぁと。


ちょっと気づいた事に、それはやっぱり音にあると思ったもので。それはやはり、CDでは削られている聞こえない領域の音やサンプリングではじかれる、ビットの隙間とか、、、、ではなくて。


例えばまず、レコ-ド漁りの快感て、やっぱり”ズズ”ってレコ-ド引っ張り上げて”ストン”て落とすでしょ?この音があるから何時間も集中してジャケ漁りできたのね。ほら、将棋さしが、駒を探ったり、扇子ぱちぱちやって、最後にパチって音も感じて板に駒をさして行く、あの感じ、、、かな。テレビ番組で、反射ゼロの吸音室で将棋をさす実験やってたことあって、ぜんぜん棋士が全然集中できないってのがあった。


だた数年前新宿の価値物の古レコ-ド屋でそれやってたら痛むからって怒られたけど。トントン落とすとジャケットの下の側面が穴あいてくるのね。まあしゃ-ないです。


そしていよいよ聞くにあたっては。まずレコ-ドって大切に扱わないといけないからやっぱりちょっとかしこまるでしょ?そして盤面触らないようにひっぱりだしてタ-ンテ-ブルに奥まで多分緊張気味に息止めてたりする。そして針を落とす瞬間がまた緊張。下手するとズズズズズって表面削りながら中心までいっちゃうじゃない?そして針がうまく溝をとらえた瞬間、ヒスノイズが曲が始まるまでの数秒の緊張感と高揚感を演出する。こうしている間に音楽に対する集中力がどんどん高まって行くのね。


そして曲感ノイズも実はかなり影響していて、人間って小さい音に凄く集中する癖あるでしょ?あれです。耳をそばだててる所にまた次の快感がやって来る。


これはもう宗教儀式ですね。


とか言っときながら、、実は針何年取り替えてないんだ???


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