”下手””上手”

とある音楽学校の発表会、リハーザルで、ステージの両脇にでっかく”下手、上手”とかいた立て看板がありました。ずいぶん露骨だなあと。でも生徒さんには初心者からプロレベルの方たちもいらっしゃるので、そういう形で席を分けることがモチベーションになるのかなあと、まあボクは教育哲学のプロではないし経営者でもないから口にも出しませんでした。

そい言えば以前TVでみたけど中国の卓球チームには一軍、二軍的な分け方があって二軍側の練習スペースには電気がついていなくて薄暗い。なぜかというと”がんばって明るい一軍の練習場にいくんだ”という意識がモチベーションになるんだとか。それに似た感じなのかなあ?スパルタな音楽学校だねえ。

しかし、リハーサルの様子をみていると別に”どの子が、どっち”という指示もでてないし、誰もそのカテゴリーを気にして動いている様子はない。そのうちとある先生の指示が聞こえてきました。

”、、、、でカミテとシモテ、、、、、、”

納得。実は同じように思ってた講師の方々が数人いて”怖い学校だなあって思ってたんだよねぇ”と皆で爆笑いたしました。