マリ、、もっと大切にすれば、、

実家にもどるたびに父の遺品で使えるものをちらほら貰ってはくるのだが、生前なかなかのシャレものだったらしく服飾品がかなりある。


依然何足か革の靴を持ち帰ったことがあり、その中の一つにがわりと履き心地もよくまた、紐靴の類でもないので履きやすく、つっかけ同然に履いていた。しかし、ある日ふと感じるに、それにしても履き心地が良いものだなあと思いマジマジと観察してみると。


まず、靴底も革でできていてかなり年代物っぽい。踵のまわりも、革をおそらくなめして、5ミリ位の帯状にしたものを3本丁寧に巻きつけてあって、継ぎ目もいい感じに見た目ギリギリわかるくらいで、触った感じでは凹凸感はなく、もちろん隙間もない、まさに職人技な雰囲気。


中を見ると、made in Itary BRUNO MAGLI <ブルーノマリ>とある。検索してみるところによると、、、


1936年、マリーノ、ブルーノ、マリーアのマリ三兄弟がイタリア、ボローニャにて「ブルーノマリ」創業。靴を中心に、バッグなどのレザー製品を取り扱う。

世界中から集めた上質な素材と、最高の技術を持つ職人の手作りによる靴は、エレガントで皇室まで顧客に持つ。ブルーノマリのシューズのフォルムが繰り出す、滑らかな曲線は、メンズ、レディースともに共通の美しさがある。<Fashion Press http://www.fashion-press.net/brands/404 より引用>


いやはや、まさにビンテージだったかも??、、しかし時すでに遅し、、見るも無残な革スリッパと化しています。


無知とは愚かなり、、とほほ。