ここひと月、だらだらとディアスポラ/グレッグイ-ガンのSF小説を読んでました。読書どころか説明書も読み間違って無駄な時間を費やす事が多い僕に取っては苦行に近いほど難解な文体だったんですが、また、たちの悪い事に、読み始めた本は分からなくてもとりあえず読破だけはしたいと思う方で。


例えば出だしはこんな感じ。


”ヤチマは、ポリスをとりまくドップラ-偏移した星々を見渡した。天空を横切る凍りついた同心状の色の波を、膨張から収束へとたどる。”


とまあこんな調子で500ペ-ジの宇宙旅行でした。とにかく時間的空間的イマジネ-ションを酷使した感じで、脳の普段使わないところを無理矢理稼働させてる感じ。地図を進行方向を上にしないと読めない僕に取っては本当に大変でした。


ディアスポラ”をwikiしてみたところ http://ja.wikipedia.org/wiki/ディアスポラ 背景はとっても深いのかも知れません。


そもそもこの本になぜ出会ったかというと、アクセスの浅倉大介さんがシンセサイザ-セミナ-で紹介されていたので、その帰りに本屋に立ち寄って買ってみたんですね。そうそう4回シリ-ズのこのセミナ-もあと一回になりました。最終回はどんな事になるか、本当に楽しみです。


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